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Project Winterは一言でいうとこんなゲーム
雪山から脱出するマルチプレイヤー型の人狼ゲームです。最大8人でゲームを行います。敵(トレイター)の妨害に対して、疑心暗鬼になりながら脱出を目指します。この人は本当に信頼できるのだろうか?背中を見せたら襲ってくるのでは?そんな感じでビクビクしながら楽しむゲームになっています。
2021年9月にPS4版とNintendo Switch版がリリースされました。プレイヤーの幅が広がり、今盛り上がっているゲームです。10月にはPC(Steam)版とのクロスプレイも実装されています。
似たゲームには「Among Us」(宇宙人狼)があります。
他のゲームはこちらでもレビューしていますので、興味があればご覧ください。
Project Winterのゲーム概要
STEAMより
『Project Winter』ソーシャルな騙し合いとサバイは8人のプレイヤーによる、バルにフォーカスしたマルチプレイヤーゲームです。「サバイバー」側の究極の目標は「生き延びる」ことであり、そのためにはコミュニケーションとチームワークが何よりも重要です。
https://store.steampowered.com/app/774861/Project_Winter/
Project Winterのゲームの流れ
ストーリー
あなた達は真冬の雪山で遭難をしてしまいました。山小屋が見つかり、みんなで避難をしています。ここから他プレイヤーと力を合わせて、脱出の準備を進めなければなりません。猛吹雪が近づいているようなので、急いだ方が良いでしょう。雪山の自然は、とても厳しいものがあります。注意を払ってください。
仲間との協力が重要ですが、中には妨害者(トレイター)も含まれているようです。早めにトレイターを特定しなければ、脱出できなくなってしまうかもしれませんね。
自分の役割を確認しよう
Project Winterは最大8人でプレイするゲームです。基本的にはサバイバー6人、トレイター2人の構成になっています。まずは自分がどちらの陣営なのか確認しましょう。
サバイバー側の目標は脱出をすることです。対してトレイター側の目標は脱出させない事です。
トレイター側は人数が少ないので6v2で正面から戦うと負けてしまいます。こっそりタスクを遅延させたり、孤立しているサバイバーを暗殺して妨害を行います。
まずはサバイバー側の視点で流れを解説していきます。
道具を作ろう
まずは資材を効率的に集める為の道具を作りましょう。まずは木材と石を1個づつ集めて、道具をクラフトします。
初期の道具には「アックス(斧)」「ピッケル(つるはし)」「シックル(鎌)」があります。
それぞれ対応する資源(木、石、ベリー)の最終速度がアップします。道具を持てる数には制限があります。一人で複数の道具を持つのではなく、他プレイヤーとコミュニケーションを取りながら担当分担するのが良いかと思います。
資材を集めよう
作成した道具を使って資材を集めましょう。木、石、ベリーをクラフトするとタスクで利用する修理素材の「電子機器のスクラップ、機械のスクラップ、燃料」を作ることができます。
また、修理素材以外にも「キャンプファイアキット」、「応急処置キット」など探索に必要なモノを作ることができます。信頼できそうな人と素材を融通しながら準備を整えると良いでしょう。
発電機を動かそう
山小屋の近くに発電機があります。ここを修理して脱出のステップを進めましょう。
修理にはいくつかの修理素材が必要になります。一人で用意するのは難しいので他プレイヤーと協力して進めましょう。
修理素材は自分で作っても良いですが、マップ内に点在する貯蔵庫から入手できる事もあります。他にも良いアイテムを入手できる事が多いので、何名かはマップ探索をかねてこの貯蔵庫を探しに行くのもおすすめです。
ただし、この時はトレイターに注意してください。トレイターは単独行動のサバイバーを暗殺しようと狙ってきます。一緒に行動する人が信用できない場合、他の人に声の届く範囲で行動してください。拠点から遠い所でトレイターと二人っきりだと、助けを呼ぶ間もなく倒されてしまいます。
救難ビーコンを起動しよう
発電機を修理したら、次は救難ビーコンを起動しましょう。このフェーズになると潜伏していたトレイターが判明していることが多く、積極的に攻撃をしてきます。サバイバー側も武器を整えて、複数人で行動した方が良いでしょう。修理拠点の近くにはトラップが仕掛けられている事もあるので注意してください。
脱出だ!
タスクを全て達成すると、脱出地点が稼働します。基本的にはマップの端に設定させるので、注意をしながら移動しましょう。
トレイターの場合の進め方
正体がバレないように、サバイバーの中に潜伏するのも大事ですが、一番の目的は「脱出させない事」です。このためには各所で時間を掛けさせる事が重要になります。
例えば、共有チェストの中身を勝手に使って自分の装備を作ったり、発電機の修理の際に素材を抜いたり、罠を仕掛けたり…終盤の裏切りだけでは時間を使い切らせる事は難しいので、ある程度リスクを取って妨害を進めた方が良いでしょう。
Project Winterのおすすめのポイント/面白いポイント
本当に雪山にいるようなシステム
人狼ゲームをモデルにしながら、雪山のエッセンスが良い味を出しています。
例えばプレイヤーには体力の他に空腹度と体温のゲージがあります。屋外で活動していると体温が低下するので、キャンプファイアを利用したり、山小屋に定期的に帰る必要があります。ここで他プレイヤーと交流をする必要があるので、コミュニケーションが生まれます。トレイターの時には、何気ないコミュニケーションをするだけでも内心ドキドキしますね。
また、マップ内には野生動物が徘徊しています。狼や熊など、1v1で戦うと勝つのは難しいですが、複数人だとギリギリ勝利できる体力に設定してあります。ここの戦闘は隙になるのでトレイターからすると攻撃を始めるきっかけにもなります。
会話距離についても特徴的です。Project Winterではゲーム内ボイスチャットを利用して会話を行います。これは「距離が離れると聞こえなくなる」仕様です。トレイターはなるべくこの距離外にサバイバーを連れ出して暗殺しようとします。「この人について行って大丈夫?」「この人は信頼できる?」といった事を考えるようになり、ゲームへのアクセントになっています
毎回ゲーム展開が違う
Project Winterはマルチプレイヤー型のゲームで、サバイバーとトレイターの役割はランダムで設定されます。トレイターによって、すぐに攻撃してくる人もいれば、終盤まで潜伏する人もいます。
サバイバー内での協力方法も違って毎回内容が変わってくるのが面白いです。タイミングが1分変わるだけでその後のゲーム展開に大きな影響がでてきますね!
クロスプレイに対応しました!
(2021/10/12追記)PC、Nintendo Switch、PS4、PS5でのクロスプレイ対応版がリリースされました。平日23時頃にアクセスしたところ、日本サーバー・日本語の設定で100以上のルームが作成されており大変盛り上がっているようです。初心者歓迎の部屋もあるようなので、気軽に参加してみると良いと思います。
Project Winterの イマイチなポイント
ボイスチャットが必要
Project Winterをプレイするにはボイスチャットが必要です。説明が上手い人がトレイターだと、無実の罪に陥れられてしまうかもしれません。そこが面白い部分でもあるのですが、あまり話が得意でない人にはハードルが高い部分があるかと思います。。
まとめ
各プラットフォーム間でのクロスプレイがリリースされました!
今後更に人気の出そうな人狼ゲームです。興味があれば、是非プレイしてみてください。
他のゲームはこちらでもレビューしていますので、興味があればご覧ください。
タイトル:Project Winter(プロジェクト・ウィンター)
開発元:Other Ocean Group
リリース日:2019年5月24日
ジャンル:人狼、サバイバル、チーム
プラットフォーム:PS4、PS5、Nintendo Switch、Xbox One、Windows PC
値段:2,050円(STEAM版)
公式サイト:https://store.steampowered.com/app/774861/Project_Winter/