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HUMANKIND は一言でいうとこんなゲーム
HUMANKINDはシヴィライゼーション(レビュー記事はこちら)と同じようなターン制ストラテジーのゲームです。 よく「4 X(eXplore”:探検、”eXpand”:拡張、”eXploit”:開発、”eXterminate”:殲滅)」 と呼ばれるジャンルですね。
このゲームは2021年08月現在日本語対応がされていません。
AndroidのGoogleレンズの翻訳機能を使いながらプレイしたので、説明の誤りなど多いかと思います。気になるところがあればコメントをもらえればと思います。
HUMANKIND のゲーム概要
STEAMより(日本語訳)
Amplitude Studiosの最高傑作『HUMANKIND™』は、人類史の物語を一から書き換えるストラテジーゲームで、文化と歴史と価値観の組み合わせにより、プレイヤーが独自の文明を作り出すことができます。歴史はどこまで変えられるか。
https://store.steampowered.com/app/1124300/HUMANKIND/
HUMANKIND のゲームの流れ
筆者の初回プレイは11時間ほどでクリアしました。
まずはゲームクリアの条件を確認しましょう。
HUMANKINDのゴールとは?
このゲームはターン制のストラテジーゲームです。
1ゲームの長さは300ターン。この終わりに一番fame(偉業)を残した人が勝利します。
以下のような項目でfameは増えていきます。
- 戦闘で敵ユニットを倒す
- 技術の研究を進める
- お金を稼ぐ
- 都市の人口やユニットを増やす
- 領土を拡大する
- 影響力をためる
- 都市の設備を増やす
こう見てみると自分の好きな項目をひたすらに進めて行けば良いような気がしますが、そうもいきません。
HUMANKINDでは時代が進んでいきますが、それぞれの時代によって獲得できるfameには上限がある為です。例えば、ずっと戦闘をしていても時代を買えなければ取得できるfameはすぐに上限に達してしまいます。
時代を進めるには、上記の項目を進めてstars(スター)を獲得して、一定のスターを集める必要があります。必ず全ての項目を満たす必要はありませんが、分散した方が「時代を進める」という意味だとスムーズに進む事でしょう。
自分の他にCPUが3名参加します。その中で1位を目指して進めていきます。
初期段階
ゲームを開始すると遊牧の時代からスタートです。最初は自分の街を持っていません。ふらふらと歩き回りながら食料を採取したり狩りを行います。
食料を20集めると部隊が1つ追加されます。2度目のマンモスとの戦闘こちらは3部隊なので、楽々狩りができます。
増えた部隊は一緒に行動する方法と、分割する方法があります。
分割をすれば、マップ探索のスピードが上がりますが、戦闘には弱くなってしまいます。
2部隊程度は一緒に行動させるのをおすすめします。
10ターン目にユニット数が5になり文化を選択できるようになりました。
初期はいくつかの民族から選ぶことができますが、少し迷った末に一番戦闘が強そうな(見た目をしている)アッシリア人を選んでみました。調べてみると紀元前20-15世紀あたりに中東にいた民族みたいですね。
この手のゲームでは戦い以外にも勝利の方法(文化や研究を進める勝利)がありますが筆者が初見プレイの時は「戦争による勝利」を進める事が多いです。この進め方はルールを把握できていない時は一番シンプルで簡単です。2週目以降は他の方法も試してみると良いでしょう。
アッシリア人を選択したところで遊牧民の時代から古代の時代に移りました。このあたりで最初の都市を作ることになります。都市は今後どんどん拡大をしていきます。マップの端よりは真ん中あたりに作っておくと将来的な拡張性が良いでしょう。
マップの中には銅鉱脈などの資源がありますが、研究を進めないと利用できないものが多いです。研究によって「馬、銅、火薬」など、主に戦闘ユニットの作成に必要な素材を利用できるようになります。
領土を広げよう
周囲の探索を進めた後は領土をどのように広げるか検討する必要があります。特に序盤は「馬」の戦略資源があると便利なので、優先すると良いでしょう。
広げたい方向性が決まったら、ユニットを向かわせて「前哨基地」を設置します。
マップは点線で囲まれたエリアで区切られていますが、それぞれのエリアには1つしか「前哨基地」を設置できません。これは「敵味方問わずに1つ」なので、重要なエリアは早めに「前哨基地」を設置することで、敵プレイヤーの動きを疎外することができます。
「前哨基地」はタイル毎に決まったターン数を経過すると完成します。
完成した「前哨基地」を都市にATTACH(接続)することで都市エリアの拡大が可能です。
都市を拡大すると食料や工業力の生産量が大きくなり、成長スピードが上がります。
ただし「前哨基地」の設置やATTACHには「影響力」が必要になります。
序盤はこの「影響力」が不足しがちなので、拡大方向の優先順位の設定が重要になるでしょう。
敵を倒す?協力する?
マップを探索していると他プレイヤー(ヒッタイト人)を見つけました。他プレイヤーとは領土を奪い合う敵同士ですが、準備が整わない段階だと攻撃しても攻め落とせない事が多いため、焦りは禁物です。一時的には平和な関係を作っておいて隙を伺っておくと良いでしょう。
今回のマップは大きな大陸が3つあり、そのうち1つの大陸に自分とヒッタイト人のCPUがいる形の用です。ヒッタイト人がいなくなれば大陸を独占できるので、積極的に攻めて早々にヒッタイト人を滅ぼしたいと思います。
文明の取得も、戦闘に合わせて以下のような進め方にしました。
- アッシリア人
- 騎馬ユニットが強いので速攻できる
- ゴート族
- 影響力の入手にブーストが入るので領土拡大が早い
- ノースマン
- 北欧のヴァイキング
- 敵は他の大陸にいるので船での移動力を上げたかった
- 江戸ジャパニーズ
- なんとなく選択…w
- イギリス
- なんとなく選択…w
- 日本
- なんとなく選択…w
後半は勝てそうな雰囲気が出ていたのと、英語を読むのに疲れてしまって適当な選択が多くなっています。
HUMANKINDのおすすめのポイント/面白いポイント
新しいだけあって、非常にグラフィックの綺麗なゲームです。
シヴィライゼーションシリーズとの主な違いとしてはHUMANKINDは文明を自分で組み合わせてゲームをプレイすることができるという点です。時代によって文明を選択することができるので、エジプト王朝と江戸幕府とイタリアの特徴をミックスした文明にする事ができます。
例えば Civilization 5の場合は最初に自分の文明(北条時宗やガンジーなど)を選択すると変更ができないので、その文明にそったロールプレイをしなくてはいけません。
HUMANKINDだと長所をミックスしても良いし、短所を補ってオールラウンドなものにする事もできます。そのあたりの自由度があって面白いなと思いました。
HUMANKINDの イマイチなポイント
イマイチなポイントは「日本語に対応していない」というところです。
システムや機能はシヴィライゼーションと比べても遜色がなく、自分だけの文明を組み合わせて作るでできるというところは新感覚でした。でも、「どの文明を選ぶのか?」というときに英語表記がネックになり適当な選択をしてしまうことが多くなってしまいます。
せっかくの特徴を堪能することができず、これなら「日本語版のシヴィライゼーションでよいのでは?」と感じてしまいました。投資対効果の面で難しいのかもしれませんが、日本語版リリースされた時はもう一度プレイしたいと思います。
ここまでの言語に対応していながら日本語は無いとなると、もしかすると、権利関係の問題(日本ではコンシューマー機でリリース予定など)かもしれません。
まとめ
HUMANKINDはとても面白いゲームですが、日本語非対応の点が非常に残念です。
日本人のPCゲーム人口がもっと増えて、こういったストラテジーを楽しんでもらえれば、
日本のマーケットが大きくなり売上も上がるはずです。売上が見込めれば最初から日本語対応でリリースするゲームを増えてくることでしょう。
このブログがそういったきっかけになれば、非常に嬉しく思います。
もし気になった方がいたら是非購入して楽しんでください。
ではまた次のゲームでお会いしましょう!
みんな買ってくれー!
ストラテジー系が好きならこちらのタイトルもおすすめですよ。
タイトル:HUMANKIND(ヒューマンカインド)
開発元:AMPLITUDE Studios
リリース日:2021年8月17日
ジャンル:ストラテジー、ターン制、歴史、4X
プラットフォーム:Microsoft Windows、Mac
値段:5,590円(STEAM版) ※EPICでも販売中
公式サイト:https://humankind.game/